不本意ながらのイタリア生活

イタリア人彼に出会い渡伊した女の日記

コロナついに

世界中でコロナの感染拡大がニュースに取り上げられているなか、私の周りにもついに波が押し寄せてきた。

ことの始まりは月曜日。私は毎年年2回、季節の変わり目に扁桃腺の腫れから風邪をひくのだがこれを発症。決まって夜から症状が現れ、のどの痛み、頭痛、鼻水、咳と治っていくのだが、オミクロン株と症状が同じなためコロナかと彼と冗談を言いつつ、いつもの風邪だろう様子を見ようとなった。(これはもう15年以上続いてるのだが一生治らないのだろうか…)

火曜日。日曜日に一緒に出掛けた友達夫婦にPCR検査をお願いされるも断る。症状がいつもの風邪だったのと、彼らがとても心配症でいつも過剰に反応してくるため。

水曜日。金曜日に出かけた友達が陽性だったの連絡。もちろんPCR検査を予約。ここでは陽性者と接触してから最低5日待つよう言われる。

木曜日。私と彼のPCR検査、陰性。友達夫婦も陰性。しかし金曜日に出かけたもう一人(彼の親友)は陽性。だが彼がデートし毎日会っていた女の子は陰性。

金曜日。結果を受け入れたくない陽性の親友は再検査。また陽性。

土曜日。陽性の親友はまた検査。結果待ち。ローマおそらくイタリアでは、陽性の人はもっと正確な検査を受けなければならないがそこは車で2時間の距離、、、なぜかそこにしかないので行くしかない。

 

こんな感じでPCR検査、誰かの陽性の連絡にドキドキハラハラな1週間であった。今のところ陽性の彼の親友はもう絶望である。なぜなら今コロナにかかれば当然クリスマスは隔離。クリスマスが大切で楽しみで仕方ない古風なローマ人の親友は当然そんな思いだろう。

それより居合わせた友達が陽性だった私たちは他人ごとではない。来週はパーティーもディナーも無し、クリスマスの家族の集い前にもう一度検査を受ける予定である。

 

ところで陰性の私たちはファイザー製、陽性の二人はそれ以外のワクチンだったので、そこももしかしたら関係しているのかもしれない。打っているので重症化の可能性はほぼないが…

なにより手洗いうがい!獣医の知り合いは動物はうがいができないから病気になると言っていた。人間であることに感謝して続行するのみ。