不本意ながらのイタリア生活

イタリア人彼に出会い渡伊した女の日記

落ちる日々も

土曜日の夜だが彼が仕事へ行けば寂しく一人になってしまう。

友達の作り方がわからないし、語学も上達せず焦る、、、コロナ禍ワクチンなしでは学校には行けず、ミートアップ(というのか?)の募集もない、、、ホステルに居れば誰かはいるのになあと昔を思い出すが現状に感謝しできることをやるのみである。

 

オンライン授業はキャンセル、ビデオコールは電波状況が悪く手短に終了、そんな今日は冷蔵庫の食べ物も中途半端な野菜しかなかったがここは田舎。ひとりで運転し買い物に行くこともできたが慣れないマニュアル車に初めての道、それにラウンドアバウトと入り口が左折なため勇気が出なかった。なので夕ご飯はドライフードの大豆肉と冷凍庫のネギ、小麦粉で皮を作り餃子。海外生活、和食は工夫するしかないがこれは意外と楽しい。

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だが味はイマイチ、、、悪くはないが7個で飽きてしまった。大豆肉はやっぱり美味しくない。肉が食べたければ肉を買い、食べたくなければ豆や豆腐で代用が一番だと思う。

 

 

今朝は起きて一番に郵便局へ行き母が届けてくれた小包を取りに行った。2日前配達に来て受け取る寸前だったのに、関税でかかった現金がきっかりなかった。配達員の若い女はお釣りがなかったため、目の前にいるのに目の前の小包を持っていかれた。馬鹿にしたような笑みと共に。本当に悔しくて久しぶりに涙があふれた。日本からの母からの送りものだったからなおのこと。イタリア語ができないから?今時英語くらい話さないの?なんでおつりを準備してないの?もっと親切にできないの?いろいろ思うことがあったが話せるようになってみんなに親切にしようと決めた。それが仕返しになる。

そんなこんなでようやく受け取った小包。どうしても欲しかった和書や梅干し。もちろん母からの手紙には涙が出た。年々涙もろくなる、、、学生の時は絶対に人前で泣かなかったのに、大人になると涙もろくなるものなのだろうか。